結婚してない人を急かす風潮に物申す

私事ですが、先日、27歳の誕生日を迎えました。

 

学生を終えて早7年目、そして社会人7年目。私も少しは大人になったんじゃないかと思っていた今日この頃。しかし、女の子の友達に会うと、そんな自負は崩れ去ります。

 

次から次へと結婚をする友達。気が付けば既に妊娠数ヶ月の友達。さらには出産を経て、子育て奮闘中の友達も稀にいます。

 

それに比べて、結婚なんてまだ先の話だと呑気に構えている私。ここには明らかに差があるなあと感じます。

 

そんな周りの人たちは、仕事のスタンスも変わりつつあります。

ついこの間までやりがいを感じながらバリバリ働いていたのに、いつの間にか腰を据えて長く働ける職種に転職して今後に備えた働き方を始める友達。

 

それに比べて、新卒入社した安定起業を離れてこの秋から小規模でまさに少数精鋭といった感じの職場で働き始めた私。端から見たら、今後のことは完全に二の次といった選択です(実際そうなのですが、この経緯についてはまた後日)。

 

この差はなんだろう。

 

みんな、いつの間にそんな"ちゃんとした大人"になったんだろう。

 

そして、どうして私はいまだに、自分のことばかり考えて生きているのだろう。

 

そんな"ちゃんとした大人"になれた友達と話すと、自分の選択に迷いが生じてしまいます。比べてもどうしようもないし、必ずしも私が間違っているわけではないのに。

 

途中まではみんなかわらない

 

昔から、"面白そうだから"とか"やってみたいから"といった自分の直感に従って取捨選択をしてきました。習い事も、部活動も、仕事も。

 

大体の人がそうだと思います、途中までは。

 

※やりたいことが特にない人は、この段階がどうなっていたのかは知らないけど、私には今のところ知るすべがないので割愛します。

 

ある日突然、クラスメイトが結婚をします。だいたいちょっとギャルっぽくて、中学くらいから男の先輩とつるんでいた女の子なんかは、なぜか結婚が早いような気がします。でもここまでは平常心です。あの子は絶対早く結婚すると思ってたんだ〜なんて口々に言い合っておしまい。

 

でも問題は仲のいいグループの一人が結婚し始めること。揃っていた足並みが崩れ始め、この辺りから少し焦り始めます。次は誰々ちゃんの番だねいやいやそれはないよ次は誰々ちゃんだと思うよ〜なんて言い合っているうちはまだマシです。

 

あの子もこの子も結婚して、もしもグループの最後の未婚者になったら…悲惨な光景が想像つきますよね。

 

結婚とは、何となく待ち遠しくて、でも2人のタイミングが重要で、誰かとその早さを競うものでもなければ、遅いからといって急かされるものでもないと思います。

 

でも現実は友達に急かされ、両親や親戚に急かされ、それでも結婚せずに30代に突入しようものなら勝手にいきおくれの烙印を押されます。失礼な話です。

 

勝手に焦り、空回る

 

そして周りから急かされた本人は焦って彼に結婚をせがむけど、男性側がこれまた呑気に、ゲームのレベリングや仲間内とのフットサルなんかに夢中だったりして脳みそに結婚のけの字もなかったりします。深まる溝、不穏な空気。周りは結婚ラッシュで自分達とは雲泥の差、最悪だ。

 

そして友達はそんな状況になってしまったタイミングで、久々に私と食事をすることになる。私は互いの近況や趣味の話を楽しむつもりでいたのに、友達からは結婚がしたいのに彼が全く考えてくれていなくて嫌になる!なんて話をいきなり聞かされて困惑してしまいます。友達がなぜこんなに結婚をしなきゃいけない状況に追い込まれているのか不思議で仕方がなく、なんて声をかけたらいいのかわからなかったのです。

 

取り巻く人たちによって考え方は変わる

 

今ならわかるけど、きっと私の周りの"ちゃんとした大人になれた"友達は、そんな状況を私より早く経験したんだと思います。

 

ではなぜ、私はそんな状況を今の今まで経験していなかったのか。理由は3つあります。

 

まず1つ目は仕事が忙しくて友達に会う時間があまりなかったから。2つ目はFacebookを退会したので余計な情報が流れてこなかったから。3つ目は職場に女性がいなかったから。

 

あまりに周りのことに疎くて、全く焦りませんでした。そんな矢先に急に友達みんなの結婚にまつわる話を立て続けに聞いたので、私は焦るというより少し不安になっています。

 

 

 

ちなみに私は、別に結婚をしたくないわけではありません。付き合っている相手だってちゃんといるし、この人とならわりとうまいことずっと生きていけるんじゃないかと思っています。結婚するのが数年後でも、明日でも、それがそうすべき時なら、喜んで受け入れます。

 

でも私は、結婚だけを人生の目的にしたくないのです。

 

今友達に会うと、結婚するのかしないのかなんなのかっていう話ばかりです。もちろんその話も大事だし聞くのも嫌いではありません。のろけるのももちろん結構。私だってごくたまーに、のろける時くらいあります。

 

だけど私は、彼といるときの友達の話よりも、もっとみんなが頑張っていることや夢中になっているもの、行った場所や楽しかった出来事をうきうきしながら話してほしいのです。かつてはそんな話ばかりしていたのに、みんなに大事な彼が出来て、この歳になったら、今度は結婚するまでずっと不平不満を言われるなんて、困ります。

 

結婚が悪いことだと言っているわけではありません。結婚という大きなイベントの影に、みんなの魅力が隠れてしまうのが悲しいのです。

 

どうか、この結婚していないことがプレッシャーになってしまう風潮が、少しずつなくなってくれたらいいなあと願うばかりです。