わたしの財布のなか

150万円の貯金を転職と引っ越しと全身脱毛で溶かした愚か者の再生記録。

節約生活中に見つけた趣味

最近、スーパー銭湯にハマっている。

 

もともと、風呂は全然好きじゃない。家に帰ってからシャワーを浴びる時間が1日の中で最も無駄で億劫な時間だと思っているくらい。からすの行水で湯船には浸からない生活が続いていた。

 

家の風呂が狭いというのも理由のひとつだ。一般家庭の風呂も、我が家ほど狭くはなくても足を伸ばせるギリギリの広さだと思う。

 

そんなとき、彼の誘いでスーパー銭湯に行ってみた。

 

そして馬鹿みたいにハマった。

 

彼はもともと、友人とよく銭湯に行っていたらしい。私は最初の頃、それをおじいちゃんみたいだと笑っていた。私の中で、銭湯に足しげく通うのはお年寄りだけだと思っていたからだ。

 

それが実際はどうだろう。若者がたくさんいた。もちろんお年寄りもいる。そして一人で来ている人も見掛けた。

 

少し前にテルマエ・ロマエが上映されて、たまには銭湯もいいかもなあなんて思いながら、なかなか重い腰が上がらなかった。彼の誘いがなかったら、今も行っていなかっただろう。

 

さて、男女2人組が行ったところで、混浴貸し切り風呂などはない。なので別々に湯に浸かり、ある程度満足したらロビーで落ち合うということを続けていた。

 

一人で喋らず、何か考えたり考えなかったりしながら、ゆっくりと湯に浸かる時間は本当にしあわせだった。なんてゆったりした空気感、体はじんわり熱を帯びて、心から満たされた気持ちになる。

 

やがて、私は彼がいないときでも一人でスーパー銭湯に通うようになる。通い続けるうちに、岩盤浴という楽しみも見つけてしまった。

 

岩盤浴は、岩塩や岩盤の上に寝転がることでデトックス効果などが期待される。ただ、私にとってそんなことはわりとどうでも良かった。ただごろんと寝転がれることがしあわせ。

 

そして何より、岩盤浴に隣接されているごろ寝が出来るコーナーでくつろぐことが至福の時間となっていた。漫画や雑誌が置いてあるのでひたすら読む。体の火照りが冷めたらまた岩盤浴の部屋に行く。たまに湯船に浸かりに浴場へ戻ってみたり、ただ気ままに過ごす。

 

これでどれだけ長居しても1,350円。

 

このコスパのよさが私は気に入っていた。風呂だけなら700円で入れるので、遅い時間に来たときは風呂だけ入る。半日くつろぐと決めた日は岩盤浴もセットの1,350円を支払う。

 

ショッピングモールに行くと、ランチやお茶でこの金額になってしまい、なおかつ誘惑が多いので金欠の時に行くと我慢に我慢を重ねて過ごすことになる。なので最近はあまり行かなくなった。

 

かといって、毎回家で過ごすのも気持ちが沈んでしまいそうだし体にも悪い気がする。最近では図書館に行ったりカラオケをして過ごすことも多かった。

 

そんな中出会ったスーパー銭湯は、ぶっちぎりでいま一番有意義な休日の過ごし方に格上げされた。

 

もちろん、勉強など自己研鑽もしていかなければならないので休みの度に行っているわけではない。それでもたまに行くだけでいい息抜きになる。

 

そして今日も、これから銭湯で半日くらい過ごそうと向かっている。

 

お金をあまりかけずに日々を楽しむ、少しずつだけど出来るようになってきた。休みの度に服を買ったりちょっといいものを食べていたあの頃では考えられない過ごし方だ。

 

変えようと意気込めば、すこーしずつだけど確実に変わっていける。ほんの少しの行動から、何かが大きく変わる。

 

私の場合は休みの過ごし方の見直しが高じて、少しずつ散財がおさえられてきている。

 

あせらず、一歩一歩進んでいこう。